私は3歳からピアノを習っていたので、正直なところ、初めて弾いた曲のことや習い始めのことはほとんど覚えていません。。。
その後は何の疑問も持たず、ただひたすら練習をし、そして高校→大学とクラシックピアノ専攻して現在まで続けてきたわけです。
でもここへ来て、「ピアノを弾くというのはそもそもどういうことなのか?」という根本的なことに疑問を感じて、技術書や教本を読み漁っています。
感覚や習慣に頼ってきた部分を、ちゃんと自分に納得させていかないと、私はこれ以上良くならないんじゃないかと思ったのです。
ここはブログなので、私に興味を持ってくださった方しかほぼ来ない場所だと思って、ここからは持論を展開させてもらいます(笑)
歌は技術が無くても個性や味わいとして評価されることがありますが、楽器は技術が無いことにはただの下手な演奏以外の何モノでもないのです。
私のピアノの技術は客観的に考えて「中の下」、、いや、もう少し下かもしれません。。。100歩譲って、弾き語りは何とか成り立つかもしれませんが、ピアノソロではそうもいきません。
それでも、今の私にできる最善を!と思い、最近はピアノソロの演奏も増やして来ましたが、ソロの演奏が増えたからこそ、ここがもう一つ私が成長するチャンスなんだと思います!
今までの経験から考えて、私は直感とヒラメキで解決できる天才タイプではありません。じっくり納得するまで向き合って、一個ずつ解決していくしかないのです。むしろ、運動能力も理解力も普通の人より時間がかかるタイプだと思います。
一つ進んではまた戻るようなことの繰り返しですが、それでも飽きずに30年も続けてきたのですから、これからもじっくりと向き合っていくのみです。
一つ成長した演奏をお届けできるように。今日もがんばりますー!
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