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  • 執筆者の写真yamy

声について

ブログだからと真面目系記事が続いております。今日は声について。


私は自分が歌う以外にボイストレーナーをしておりますが、実はボイストレーニング界にも流行がありまして、10年くらい前はR&Bなどブラックミュージックをお手本とした「太くて迫力ある声」が人気でした。

今はアニソンやボカロの影響で「かわいい声」や、アナ雪が流行した頃からはミュージカル向けの「明るくはっきりした声」も人気があります。

 発声のメカニズムも、科学の進歩とともに徐々に明らかになってきており、ちょっと前は常識とされていたようなことが、実は間違いだった!逆効果だった!なんてことも結構でてきています。 なので、時代に遅れてしまわないよう、私も新しい知識はなるべく早く取り入れるようにしています。 歌と一口に言ってもオペラ〜アニソンまで音楽のジャンルは多岐に渡りますが、私の中の一つの結論は「基礎は全部同じ!」ということです。 オペラも民謡もアニソンも根本的な部分は同じで、そこから自分のやりたい音楽や、声質が活きるジャンルへと枝分かれしていきます。 逆を言えば、基礎さえ出来ていればオペラもアニソンもある程度できてしまうのです。

(私も実はパワフル系の歌やかわいい系のアニソン向きな声もある程度できますが、声質的に全く向いてないのであまりやりません笑)


写真の本はフースラーという発声研究者のメソッドを日本人向けに紹介している本で、

フースラーという人は「声を使ったあらゆる芸能の根本は同じところにある」と提唱していました。

あ!私も同じこと思ってたー!ということで読んでみたわけです。本の中では西洋音楽から各国の伝統芸能まで網羅し、ジャンルによる声の使い分けも理論的に書かれていて、とても腑に落ちる内容でした。

しかし、タイトルに入門と書いてありますが、内容は専門用語も多く、発声の基礎的な知識がないとちょっと難しいかな(^^;という感じです。。。

声のこともっと知りたい人はぜひ読んでみて!と言いたいところですが、この本の前にもう少し基礎的な知識を勉強できる本を読んでからの方がオススメできますm(_ _)m笑


以上、やみ先生でした!



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