3.11 大きな災害に人間の無力さと、それでも懸命に生きる生命力の強さを感じました。
春待つサクラという曲は、
津波によって荒廃した町と、戦争によって瓦礫の山になった町がとても似ていて、人間はどこまでも残酷になれるし、どこまでも強くも優しくもなれるということを感じて作った曲です。
《春待つサクラ》
強いということは
力で測れません
柔らかくしなって
どんな風も受け入れること
優しさというのは
笑顔ではありません
時に厳しくあり
手放すこと見守ること
花は散る 葉は落ちる
それでもサクラは美しい
美しいというのは
瞳に映りません
たくさんの悲しみ
抱えながら前を向くこと
清いということは
曇りのないことではありません
雷も嵐も
必要と知っていること
花は散り 葉は枯れても
凛と立つ背中 美しい
春待つサクラ
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