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  • 執筆者の写真yamy

pray

ブログの更新がとても久しぶりになってしまいました。反省。

今年の8月はなんだか、以前よりも戦争のことを考えさせられる8月でした。

何か特別なきっかけがあったというわけではないのですが、今まではとにかく自分の生活の慌ただしさに押し流されて過ぎてきた日々が、長野に来て、少し落ち着いて物事に向き合えるようになったのだと思います。

戦争はダメ。それはもちろんですが、

小さなことから大きなことまで、日々争いというのは絶えないものなのだと感じています。

政治的なことはあまり発言しませんが、どちらかを絶対支持!とは選べないようなことばかりで、どちらの言い分もわかるんだよね。。。となってしまうことが多いのです。


情報技術の発達により、誰でも個人が発信側になれる時代になって、物事に白黒つけてどちらかに決めるというのが難しくなってしまったんだと思います。新しい時代のフェーズなのでしょう。

それでも昔から変わらず、争いは絶えないなぁと

無くなることはないんだろうかと

ぼんやり悲しい気持ちが漂っていて、

そんな時になんだか無性に「祈りたい」という気持ちになりました。

私は特別に信仰しているものは何もありません。お盆もクリスマスもハロウィンも仏像もなんでもござれです。(仏像マニアですが、美術的な観点で好きなのです( ̄^ ̄)笑)

でも、不思議に「祈りたい」と思いました。

祈るという行為の意味が私の中に理屈抜きでストンときたのだと思います。 その気持ちを歌にしてみようと書いたのが新しい曲「鐘」です。ライブのMCでは中々ここまで話せないだろうと思って、ブログに書いてみました。

音響効果が欲しい曲なので、配信では歌えないと思いますが、ぜひ興味がある方はライブでお聴きください。

長々とお読みいただきありがとうございましたm(._.)m 《鐘》 鐘が鳴る 橙の空を震わせて

鐘が鳴る 寂しげな雲の背を押して

ダンドン ダンドン ダンドン

遠くの山は影になり

麓の街は沈みゆく

太陽に問う

明日の行く末を

鐘が鳴る ひ弱な鼓膜を揺するように

鐘が鳴る 鈍った心を叩くように

ダンドン ダンドン ダンドン

車は目玉を光らせて

ネズミのように這い回る

月の影に会う

優しさ求めて

鐘が鳴る アスファルトの地へ沁みるように

鐘が鳴る ガラスの窓さえ通り過ぎ

ダンドン ダンドン ダンドン

鐘の音は 虚ろな空へと消えていく

人はまだ 祈りをささげている

ダンドン ダンドン ダンドン

ダンドン ダンドン ダンドン


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