3月は遠征続きで、バスや電車に揺られながらボーっと景色を眺め、ふと思ったこと。
どうして空や山や海を見て美しいと感じるのだろう。
思い立ったらすぐにグーグル先生へ質問です 笑
グーグル先生の回答によると、どうやら「集合的無意識」というのが関係しているらしいことがわかり、集合的無意識について書いてあるユングの本を読んでみました。(これまた3ページ読んで2ページ戻り、そのまま猛烈な眠気との戦いになるような難しい本で、、( ´д`ll))
集合的無意識というのは文化や人種に限らず人類が共通してもっている無意識の部分のことなんだそうです。
風に何かメッセージを感じたり、山などの自然に神々しさを感じたりするのも集合的無意識の働きで、どんな文化圏の人でも同じような感覚を感じるらしいのです。
(まだ私も勉強中なので間違ってたらすみません^_^;)
そして、優れた芸術作品(美術、音楽、文学などジャンルは問わず)は、この集合的無意識に働きかけているのではないかということでした。
もちろん全部の芸術作品に当てはまるわけではないと書いていましたが、でも、時代や文化圏を超えても愛されるような作品は、人間の原始的な部分へ訴えているのだとしたら、とても納得できると思いました。
青く澄んだ空と高い山々、ゆったりと平野を流れる川など、長野には集合的無意識に働きかける美しいモノがあふれています。
「長野ののんびりした環境にいれば、私も良い音楽ができるかなー。」とぼんやり思っていたのですが、もっと深いところ、人間という種に備わっている原始的部分に刺激を受けられる環境だったのです。
だからね、長野は良いアーティストを生み出す力があると思うのです。
私もがんばります。
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